Hello... カナダのトロントに位置するジョージ ブラウン カレッジでのライフをできる限りアップしていきます!

11/13/2013

校外学習〜デヴィッド・ボウイ展〜

と聞くと、お菓子片手にバスに乗り込んで一日がかりで遠出、みたいな響きに聞こえますが、もちろんそんなことはなく...笑 アート&カルチャーの午後の一コマでデヴィッド・ボウイ展を見に行くことに。



この授業はちょっと変わったスケジュールをしています。
一時間座学でプロフェッサーのレクチャーを聞き、その後謎の3時間ブレイク、そして2時間のスタジオワークがあります。
今日はその午後の授業が美術館で行われたのです。もちろんただ見に行くだけではありません。午前中の授業でプリントが手渡され、それと教科書を片手に作品を見ながらそれを細かな点から分析する...という、聞いていると難しいのですがいざ始めてみると、その作品や作家の別の一面が垣間みれとても役に立つ授業なのです。(課題に追われつつあり、その時間をきっちりと持てるかが不安な所ではありますが...)
分析チャート

皆さんはデヴィッド・ボウイがどんな人か知っていますか?

私が知っていたことは、彼がシンガーで随分と長いキャリアがある、ということくらいでした。気になる方に彼の略歴をご紹介。



デヴィッド・ボウイ David Bowie 
イギリスを代表するミュージシャン。俳優としての活動も長い。
1947年1月8日、イギリスのロンドン南部ブリクストンで生まれる。音楽好きの父の影響で小さい頃から音楽に親しむ。1964年にデビュー。1969年に作られた、名作映画『2001年宇宙の旅』をモチーフにしたアルバムを発表。全米・全英チャートでもランクインを果たし、人気ミュージシャンの仲間入りを果たす。その後2004年まで意欲的に活動を続けてきたものの、動脈瘤を煩い活動意欲を失う。しかし本年1月8日、66歳の誕生日に新作アルバムを発売しミュージシャンとしての活動を再開する。役者としてのキャリアも大変長く、1983年には大島渚監督『戦場のメリークリスマス』に英軍将校役として出演している。



この展示はアートギャラリーオンタリオ(AGO)の2フロアーを使って行われています。下のフロアでは彼の幼少期の記録や、同じ時代に影響を受けた、またともに制作に勤しんだアーティストの展示などがありました。それを見た時の正直な私の感想としては...あまり興味をそそれませんでした。
しかし。
それを払拭したのが上階の展示。まるで彼のコンサート会場に来たかのような気分に。目を引く舞台衣装、その時代を考えるととても斬新なミュージックビデオ、そしてレコードジャケット。それだけではなく、天井から吊るしているモニターや、会場内の音楽もデヴィッド・ボウイ一色。時間も目的も忘れ、しばし彼のアートワークに浸ってしまいました。
残念ながら展覧会内での撮影が禁止されいていたので写真がないのが残念ですが、同じ展示の記事があったので、こちらを参照にしていただければ少しでも雰囲気が感じられるかと。

デヴィット・ボウイ展 David Bowie is は11月27日までAGOにて開催中。最終日が近づくと入場制限がされたり、チケット売り切れで入れない場合もありますので、興味のある方はお早めにどうぞ。

0 件のコメント:

コメントを投稿